2007年2月22日木曜日

損保ジャパン‐フォルティス・トルコ株式 1月次運用レポート

2007年2月13日発行

 1月のトルコ株式市場(イスタンブール・ナショナル100種指数)は現地通貨ベースで前月末比5.3%の上昇となりました。為替相場では、トルコリラは対ドルで1.4%のリラ安となりました。先月、相場を大きく押し上げる要因となったのはグローバル(外部)要因でした。米国経済のソフトランディング見通しや
原油価格の落着きがエマージング市場への投資に対する安心感に繋がり、月間を通して概ね上昇基調となりました。特に、外国人投資家の大型株への資金流入が継続したことで、株価指数が押し上げられるかたちとなりました。一方、反応薄ではありましたが、国内でも好材料が散見されました。
12月のインフレ率は予想を下回り、2006年の消費者物価指数の年間上昇率は10%を割り込みました。さらに、順調な輸出成長を背景に11月の鉱工業生産指数は予想を上回り、原油価格の低下等を受け、貿易赤字は小幅ながら縮小傾向にあります。また、トルコ中央銀行がインフレ率上昇に警
戒しつつも、政策金利を据え置きました。

 トルコ政府は、EU加盟に関する現在交渉中の32項目について積極対応する姿勢をとり、今年5月に選挙を控え、先送りによる遅延が懸念される国営企業の民営化プログラムについても推進する方針です。加えて、強固なトルコのマクロ経済も株式市場の下支え要因となりうることから、今後の見通
しとしては堅調な相場展開を予想しています。大統領選挙という波乱要因も控えていますが、現在、トルコはエマージング株式市場の他市場に比べてバリュエーション面において割安な水準にあることから、上昇余地は十分にあると見ています。但し、株価が大幅に上昇した場合には一時的に調整局
面を迎える可能性があります。

(データはすべて2007年1月31日現在のものです)

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