ベトナム:第1四半期経済、各方面で伸び
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家電製品市場は例年、テト(旧正月)後は「凪」の状態となり、高気温となるこの時期にあって冷房機器のみ伸びるのが通例だったが、今年はやや様子が違う。
Samsung Vina社Nguyen Van Dao副社長によると、この1カ月の売れ行きはテト前と変わらず、LCDテレビといった高級品が特に売れている。この背景には、投資家らの証券投資成功があると見られる。
証券市場好況は他市場にも波及している。最も顕著なのは自動車分野で、ベトナム自動車メーカー協会(VAMA)によると、年初2カ月の自動車販売台数は前年同期比105%増となった。
建築資材分野も、不動産市場の回復で高く伸びている。ベトナム鉄鋼協会Pham Chi Cuong会長によると、この2カ月に鉄鋼価格は強く上がったものの、消費は順調に伸びており、年初3カ月の国内鉄鋼生産量は前年同期比で22.3%増加した。
工業分野全体でも、第1四半期成長率が16.6%と前2年の14.4~14.7%を上回るなど、予想外の好調を見せた。この要因としては、23.1%増と前年同期を上回る小売・サービス売上高の伸びがある。
政府決定により年初から、セメント、鉄鋼、肥料、紙、石炭は価格管理対象から外れ、市場メカニズムに沿うこととなった(発電所に販売する石炭価 格を除く)。石油類は統制品目に含まれているが、政府は補填を行わない。電力価格も平均して1KWhあたり10ドン上がっており、また一部工業分野に対す る価格面での優遇政策も撤廃されている。
これらの変更により、特に石炭と電力にかかわるもので大きな影響が出ている。セメント価格は1トンあたり2万ドン(約1.3ドル)上昇、建設用 鉄鋼価格も1トンあたり100万ドン(約63ドル)上昇している。建設用鉄鋼分野にとって、輸入粗鋼価格上昇以外では、電力価格の変更が最も強く影響して いる。電力価格で優遇されていた粗鋼メーカーだが、今年からはその他分野と同様の価格となっているのである。
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