2007年4月29日日曜日

高度成長続けるベトナム、試練は「持久力」

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ベトナムは今後も高成長を続けるだろう、それは二ケタ成長になるかもしれない――国内外のビジネス界、メディアから500人超が参加しホーチミン市で開催(4月23日)されたベトナム経済フォーラムで、このような声が上がった。

 2006~10年期のベトナムの経済成長目標は年率7.5~8%。目標達成には1,400億~1,500億ドルの資金が必要で、うち35%を外 部から調達せねばならない。Nguyen Sinh Hung副首相によると、政府の今後の債券発行でも調達は10億ドル程度で、インフラ整備に要する資金と比べ微々たるものといえる。

 CitigroupのJeremy Amias氏は、ベトナムの債券市場が70億ドル規模と小さいことを指摘、会場からは、この市場の発展に向けた措置を講じる必要があるとの声が多数上がった。

 長期的な投資である債券は、証券市場発展の傍らでベトナム経済の発展を助ける役目を担う。証券市場は投資家が一斉に資金を引き上げれば、大きなマイナス作用が働くが、債券市場はより安定している。

 投資ファンド運営会社VinaCapitalのDon Lam社長は、両市場を発展させる必要があると指摘、「ベトナム証券市場の発展は世界に比類ないもの。ほとんどの企業ですでに、外国投資家は上限いっぱいまで株を取得している」と話した。

 日本貿易振興機構(JETRO)の坂田氏は、ベトナムのGDP成長率8%超は十分に可能だが、高度成長を今後10年に渡り続けられるかどうかが 大きな試練と述べる。1980年代、東南アジア諸国の多くが高度成長を遂げたが、15年に渡り8%超の成長を続けたのはシンガポールのみだった。

 坂田氏は、ベトナムが原料輸出に過度に依存している点を注意する必要があるとし、昨年多数の外国投資を誘致したベトナムだが、今後どの程度続く かは確実でないと述べ、「日本企業はベトナムに関心を寄せているが、多くは『人件費の低さ』をメリットに挙げている。ベトナムが中所得国になればこれは瞬 く間に失われる」と話した。

情報リンク:HOTNAM

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