2007年6月23日土曜日

トヨタ自動車、南アフリカで7割増20万台体制 欧州にらみ270億円投資

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トヨタ自動車は、南アフリカ共和国で完成車組立工場の生産能力を7割増強した。アフリカ市場の需要増加や欧州向け輸出の強化に対応したもので、約270億 円を投じて年産能力を20万台に拡大した。年内には新型カローラの生産も開始するとみられ、大型の追加投資も検討している。

 現地の合弁生産会社「トヨタ サウスアフリカ モーターズ」は、カローラ、ハイエース、新興国向け戦略車「IMV」シリーズのハイラックス、 フォーチュナーなどを生産している。今回の設備増強は塗装ラインの更新が中心で、これまで年間12万台だった生産能力を同20万台に引き上げた。

 トヨタは南アの生産拠点をアフリカ市場向けだけでなく、欧州向けの重要な輸出拠点と位置付けている。また、昨年10月に日本で発売された新型カローラも年内には南アで生産が始まるとみられ、生産能力の増強は喫緊の課題となっていた。

 南アの自動車市場は2002年に約38万台だったが、06年には約71万台となり、タイ(06年実績は約68万台)を上回る規模に成長してい る。独フォルクスワーゲン、米ゼネラル・モーターズ(GM)、米フォードなどの欧米勢や日産自動車が現地に進出しているが、トヨタは1962年に南アで現 地生産を開始し、昨年の販売台数は約15万台と20%超のトップシェアを確保している。

 アフリカ諸国はBRICsほどの爆発的な伸びは期待できないものの、着実な成長が見込まれるだけに、今後もトヨタでは継続的な投資を行う公算が 大きい。現地には約50年前からデンソーがカーエアコンの製造販売を行っているほか、トヨタ紡織が05年7月に自動車用シート、ドアトリムの製造販売会 社、豊田合成が同年11月にエアバッグモジュールの組み立て生産会社を設立するなどグループ企業の南ア進出も活発化している。

情報リンク:フジ産経

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