2009年2月5日木曜日

アジア通貨が上昇、韓国ウォンとインドネシアルピアが主導

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4日のアジア通貨は、韓国ウォンとインドネシアルピアが上げを主導。経済指標を受け、世界的な景気対策の効果が出ているとの期待が高まった。
 韓国ウォンは約1%上昇し、対ドルで1369.8ウォン。米連邦準備理事会(FRB)がスワップ協定の期限延長を発表したことも支援材料となった。
 インドネシアルピアも1%上昇し、1米ドル=1万1625ルピア。インドネシア中銀は50ベーシスポイント(bp)の利下げを実施した。
 この日の中銀による入札を前に、海外からの資金が流入したという。中銀は54兆3000億ルピア(46億6000万米ドル)の資金調達を目指している。
 ただ、ルピアの今後見通しはさほど良くないとアナリストはみている。
 インドネシアルピアの3カ月物ノンデリバラブル・フォワード(NDF)は1万1990ルピアをつけた。これはルピアの約3%下落を織り込んでいる。
 マレーシアリンギは0.2%上昇して1米ドル=3.608リンギ。ノン・デリバラブル・フォワード(NDF)市場では3カ月物が0.7%上昇して3.6145リンギの水準。
 クアラルンプールのトレーダーは「オーバーナイトで出た米景気刺激策をめぐる楽観ムードが、対リンギを含めドル/アジア通貨を押し下げている」と指摘した。
 3カ月物NDFは、0.2%のリンギ安を織り込んでいる。12月上旬は2.6%のリンギ安を織り込んでいた。
 アジア株は上昇。1月の中国購買担当者指数(PMI)が、景気判断の分かれ目となる50は下回ったものの前月から上昇したことが、世界経済回復の一時的兆候と好感された。
 米住宅販売保有指数の上昇で米住宅市場の底入れが近いのではないかとの見方が出たことも支援材料。
 しかし、スタンダード・チャータードのストラテジスト、デビッド・マン氏は、アジア通貨が今後数カ月圧迫される見通しで、とりわけリンギ、シンガポールドル、台湾ドルは輸出依存度が高いために不安定とみている。
 
 *0527GMT(日本時間午後2時27分)時点のアジア各国通貨の対米ドル相場は次の通り。
 
 シンガポールドル  1.5066
 台湾ドル    33.670
 韓国ウォン   1375.90
 タイバーツ       34.93
 フィリピンペソ     47.30
 インドネシアルピア 11705.00
 インドルピー      48.64
 マレーシアリンギ   3.6100
人民元       6.8326

情報:ロイター

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