2009年2月6日金曜日

貯蓄率、ベトナムは伸びる傾向

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GDPの成長が続くなか、ベトナムの貯蓄率は年々増えている。日本や韓国、中国でこのような伸びはなく、中国では2003年:44.3%、2004年:45%、2005年:43.36%と減少する年もあった。  

統計総局によるとベトナムの貯蓄率のGDP比は、1985年:12.0%、1990年:14.4%、1995年:27.1%、2000年:29.61%、2001年:31.17%、2002年:33.22%、2003年:35.44%、2004年:35.47%、2005年:35.58%、2006年:36.81%、2007年:41.65%だった。  

2000年までのベトナムの貯蓄率は中国やシンガポール、タイ、マレーシアのASEAN諸国よりも低かったが、2001年以降、中国に次ぐ高さになっている。ベトナムの高い貯蓄率は経済成長に重要な役割を果たしている。しかしシンガポールやカンボジア、マレーシアといったASEANの多くの国の貯蓄率はベトナムを大きく下回るものの、2004年の成長率は7%以上とベトナムと同等か高い。そして中国はさらに高い。  

貯蓄は主に▽固定資産、▽流動資産、▽希少資産の3つの資産を増やすのに使われる。投資の結果である資産の増加は、最終的には経済成長に貢献するものだ。しかし高い貯蓄率に見合わない経済成長は、投資資金の使用効果が高くないことを示す。このことはICOR(限界資本係数)で表され、この数字は高いほど投資効果が低いことを意味する。  

ベトナムの1996~1997年のICORは4以下、しかし2001年以降は5を超えており、2006年は5.04、2007年は5.38だった。マレーシアでは1981~1995年GDPが平均7.2%成長した。しかし投資額のGDP比は32.9%、ICORは4.6だった。タイの1981~1995年のGDP成長率、投資額のGDP比、ICORは順に8.1%、33.3%、4.1、韓国の1961~1980年は7.9%、23.3%、3、中国の2001~2006年は9.7%、38.8%、4となっている。  

資産貯蓄率の増加は消費を減少させる。消費額のGDP比は2000年72.87%、2006年69.38%、2007年70.92%だった。その理由としてまずは個人消費の減少があり、2000~2003年は66.2%以上、2006~2007年は64.85%以下、次に政府消費によるものだ。  

貯蓄と消費の関係は、国が最初に関心を持つべき問題だが、常に各国にとって難題であり、特にベトナムは低所得国に属しているため余計に難しい。問題は貯蓄と消費のバランスを最も効果的にすることで、なかでも公共投資に注意が必要だ。

情報:HOTNAM

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